看護師は一般的に患者の看護業務を行う仕事であると知られています。しかし勤務する病棟や病院の規模などによって仕事量や役割などが大きく異なる傾向があります。

そのため、看護師が転職する際は、福利厚生や雇用形態の面だけでなく、自身がどのような仕事をこれからしていきたいかという点もしっかりと踏まえて場所を選ぶことが重要です。もし、自身のスキルをより向上させたい、もっと様々な診療科を経験してみたいという方は、地域医療支援病院がおすすめです。

地域医療支援病院とは、各地域の救急医療や入院治療、そして専門外来などを担うことができる体制が整っている病院のことです。地域のかかりつけ医の初期治療以上の治療が必要となった患者を受け入れる役割を持っており、それが確実に実行されるように、地域医療支援病院と称するためには各都道府県の承認が必要となっています。

承認には病院としての実績や、きちんと患者を受け入れることができるだけの病床数が確保されているかなどが要件となっているので、すべての病院が承認されるわけではありません。そのため、承認がおりた病院には、その地域の中核となる最先端の設備と多くの診療科が揃っている傾向があるというわけなのです。

もし就職することができれば、大きな病院ならではの立ち回りや業務内容などを経験することができるので、自身のスキルを大幅にアップさせることができるでしょう。向上心が高く、どんどん上を目指したいという方は、是非候補に入れてみてください。